知覚動詞 + N + 〜(原型/〜ing)

A: I saw my boyfriend walking with another girl.
B: Really?

I see my boyfriend / walk with another girl

1. I see some koalas / eat leaves

2. I hear my neighbors / shout in their apartment

3. He watches me / make up

4. I hear him / talk something in his sleep talk in one's sleep→寝言を言う

5. I watch him / complete the work complete→完成させる、仕上げる

6. I see the dumped woman / throw something at the guy dumped→フラれた

Practice

1.

2.

3.

4.

5.

6.

講師: 今回は知覚動詞です。 まずはテキストの例題を見てみましょう。

A: I saw my boyfriend walking with another girl.
B: Really?

知覚動詞とは「見る/聞く/感じる」系の動詞のことです。 この動詞を使って

知覚動詞+N(名詞)+〜(原形/ing)

の形にすると「Nが〜するのを知覚動詞する」 となります。これまでは「主語が動詞する」、というパターンでしたが今度は「主語が他の人が〜しているのを見たり、聞いたりする」という意味になります。

例題でいうと I saw my boyfriend walking with another girl. 知覚動詞    N        〜(ing)

私の彼(N)が他の女と歩いているの(ing)を見てしまった(saw)

重枝: なんかショッキングな例題ですね・・でも頭に残りやすいです(笑) で、恐らくポイントは〜の部分がingか、原形かってところですよね??

講師:まさにその通りです。〜がingか原形かによって意味が変わってくるんです。 違いは

原形→その動作の一部始終 ing→その動詞の一部

になります。例題だと、他の女と歩いているところを一部始終、つまりその女と会って歩き始めてから歩き終わるまでずっと見たのであれば原形、そうではなくて歩いている途中の一部のみであれば、ingになります。

ここでは「見かけた」と言っています。歩き始めてから歩き終わるまで、をたまたま見かけるなんてことはおかしいですね。なのでingになります。 原型にすると「女と歩き始めてから歩き終わるまで一部始終ずっと付回してみかけた」みたいな 非常にへんてこなニュアンスに変わってしまいます。英会話教材などでもおなじみの文法です。

重枝:これって間違うと結構大変ですか?

今村:大変です。訳自体はそんなに変わりませんが、ニュアンスが大きく変わってしまいます。 練習問題でも原形とingの違いをいくつか見ていきますね。 それでは練習問題1.からいきましょう。 まず今日は全て過去形です。

I see my boyfriend / walk with another girl

のスラッシュ前を過去形にします。I saw my boyfriend. 次にスラッシュ後ろの動詞をingにするか原形にして下さい。

ここでは「見かけた」なので、ingになります。変わるところはその2箇所です。 Ingか原形かは意味を汲み取って注意して下さいね。英会話学校などでも よく出る英文法です。 それでは1.番からいってみましょう。

<上記をの方法で1ページ目のテキスト、1〜6番の文を変えて完成させます。 まずは声に出して文を言った後、その文を同ページPractice1〜6.に書き写します。全て終わったら、下の文章を読んで答え合わせをして下さい>

重枝:1. I saw some koalas eating leaves. 

講師:正解。「コアラが葉っぱを食べるのを見た」となります。

重枝:これをeatingでなく、eatにしたらどうなりますか?

講師:訳は同じです。ただニュアンスが変わります。原型だと「コアラが葉っぱをひきちぎって口に入れて、ゴックンと飲んで食べ終わるまでの動作を一部始終見た」となります。 コアラの檻の前に張り付いて全てをジッと見ていた、といったニュアンスです。

ingであれば、「コアラの檻の前を通った時に食べているところをチラッと見た」といった感じです。 それでは2.はどうでしょう?

重枝:2. I heard my neighbors shout in their apartment.

講師:OKです。「お隣さんがアパートで叫んでいるのが聞こえた」ですね。 ケンカか何かしていたのでしょう。

重枝:つまり、原形だと「ケンカが始まって叫びはじめてからケンカが終わっておとなしくなるまで聞いた」、って感じですね。

講師:その通り!ingだと「ケンカして怒鳴りあってるのを途中、一部だけ聞いた」となります。

重枝:うちのお隣さんもよくケンカしてます。あんまりうるさい時はテレビの音量でかきけしますが(笑) そんな時は全部でないのでingですね。

講師:そうですね。一部しか聞いてないのでingです。それでは次はどうでしょう?

重枝:3. He watched me make up.

講師:Good! 「彼は私が化粧するところをジッとみていた」ですね。 Watchは「注意して見る/気をつけて見る/見守ってあげる」という意味です。Seeの「みかける/たまたま視界に入ってくる」とは違います。

この意味合いの違いからもわかると思いますが、watchの場合は原形が多く、seeの場合はingが多いです。

重枝:なるほどね。。じゃ、トイレとかで「彼女が化粧してるところみちゃったの」とか言う時は I saw her making up. ですか?

講師:その通りです。「たまたまみちゃった」といった感じですね。化粧を始めて、終わるでの一連の行為が全て、がたまたま視界に入るってのも不自然ですね。なのでingです。

重枝:つかめてきました・・・・

講師:では次はどうですか?

重枝:4. I heard him talking something in his sleep. でもこれってどちらでもいけるような・・・?

講師:そうなんです。この場合はどちらでもOkなんです。 意味は「彼が寝言を言っているのが聞こえた」です。

つまり、横にいて彼が寝言を言うのを全部聞いたのであれば、原形。ちょっとしか聞いてないのであればingです。次はどうでしょうか?

重枝:5. I watched him complete the work.

講師:正解です。「彼がその仕事を仕上げるのをみていてあげた」ですね。 自分が立場が上で彼が仕上げるのをちゃんと見守っていてあげた、という感じですので原形です。

重枝:たまたまみかけた、とseeを使う場合はingですよね?

講師:その通りです。マスターしてきましたね〜。。それでは最後はどうでしょう?dumpedは「フラれた」という形容詞です。

重枝: 6. I saw the dumped woman throwing something at the guy. なんか怖い問題ですね(笑)

講師:ですね。。。(笑)「フラれた女が男に何かを投げつけているのを見た」です。

重枝:でもこれthrowで、原形でいけるような?? 「物を掴んでふりかぶって、投げてしまう」までの動作の一部始終って短いからそれをたまたま全て見てしまうってありえませんか?

講師:いいところに気づきました! おっしゃった通り、「物を掴んでふりかぶって投げてしまう」動作自体は非常に短いものです。

これが全てたまたま視界に飛び込んできてもおかしくありませんね。なので、ここでは原形でもOkです。物を掴んで投げようとしたのでビックリして目をそむけたら一部なのでingです。

それでは今度は私が日本語を言いますので、今日のポイント、知覚動詞を使った英文に直してみて下さい。

1.昨日パチンコしているところみかけたよ
2.彼が歌っているのを聞いたが悲惨だった
3.彼が部屋で何か隠しているのを見てしまった
4.同僚が私のティーカップに何か入れているのを見てしまった

解答
1.
2.
3.
4. <まずは声に出して問題を英文にします。その後、言った英文を解答 に書き写しましょう。全て終わったら、下の文章を読んで答え合わせをして下さい>

重枝:1. I saw you play Pachinko.

講師:あれ?いきなりやっちゃいました。「パチンコしているところをずっと見ていた」んでしょうか?

重枝:そうか。。I saw you playing Pachinko.です。

講師:そうですね。

「台に座って打ち始めから終わるまでずっと(たまたま)見かけた」では変ですね。 こんなことを言ったら相手がひきまくること間違いなしです! なのでingです。

重枝:例えば監視していて「ずっとみていた」、ならwatchを使って、 I watched you play Pachinko. って出来ますか?

講師:それならOKです。でもちょっと怖いですね。。。

重枝:たしかに!(笑)でもちょっとポカミスしただけでえらい違いですね。。。さすが英語家庭教師ですね。注意します。

講師:では次はどうでしょう?

重枝: 2. I heard him sing but it was terrible.

講師:OKです。これはどちらでもいけます。 例えば、カラオケボックスで彼が熱唱するところを曲全部聞いたのなら原形、あまりに悲惨で途中で部屋を出て行ってしまったなら一部なのでingです。 それでは次はどうですか?

重枝: 3. I saw him hiding something in his room.

講師:正解!「見てしまった」ですので、一部です。隠し始めてから終わるまでの全てではないので、原形は不正解です。では最後はどうでしょう?

重枝:4. I saw my colleague putting something in my teacup.

講師:正解!これも「みてしまった」といったニュアンスで一部なのでingです。

重枝:こんなことされたら嫌ですよ。。。でも上司のに雑巾の絞り汁入れたことはあります(笑)

講師:。。。結構怖い人なんですね。。。怒らせないように気をつけます(笑) 今日のポイントもバッチリですね。これは便利なので是非活用しましょうね。 でもちょっと間違っちゃうとニュアンスが大きく変わるので注意が必要です。

それでは今日はここまでです。

次回は「付帯分詞 with + N + 〜ing/P.P(Nが〜な状態で)」です。 今回の知覚動詞と似ているようで違う、混同すると恐ろしい誤解を招きかねない内容です。しっかり復習しておいて下さいね。 ではお疲れ様でした!!

Copyright (c) 2008 知覚動詞について All rights reserved